日々ちょい日記2 渋谷編

10年続けたきまぐれブログの続き。東京で編集者したり、革を縫ったり、ブロンプトンでポタリングしたり、たまに踊ったりする毎日。2016~2020年は谷根千エリアで暮らし、その後渋谷区に移りました。

キングダム展と韓ドラ展

4度目の緊急事態宣言に突入し、なかなか終わりの見えないコロナ禍。この2か月ほどは、自分でも思ってみなかった過ごし方をしております。平日夜の食後のひとときを、漫画とドラマに費やしているのです……

 

春ごろから旦那さんが「梨泰院クラス」や「愛の不時着」といった話題の韓ドラを観ており、その横でほかのことをしながら過ごしているうちに、気が付くと一緒に楽しんでいる私が。

 

5月の下旬になると、前にもちらりと書いた「ナビレラ」を本格的に一緒に見始め、1日1話を楽しみにする日常に突入。週末は一気に3話見ることも。すっかりはまってしまい、バレエを習っている同僚に話したところ、彼女も一気に見たあとで、とあるバレエ発表会に誘ってくれて、3人で鑑賞しに行くというまでの展開に。

 

ロスになる間もない勢いで6月の上旬からは同じスタジオドラゴン制作という「ハイバイ・ママ」を見始めました。こちらも毎回号泣しながらけっこうなハマり具合だったのですが、上野の美術館で「キングダム展」が始まるということから、最終話を見終わったところで韓ドラはちょっと中断。私はこの時点でまったくキングダムを読んだことがなく、一緒に行くためになんと1週間で61巻までを一気に読むというストイック(?)な生活に突入です。

 

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1週間で詰め込んだ61巻分を胸にキングダム展へ。お土産コーナーでは騰のファルファルマスキングテープを嬉々として購入。

いろいろ詰め込み過ぎてもうこのへんになると記憶もあいまいなので、日記を確認しながら振り返っておりますが、6月の終わりごろの某日にキングダム展を見に行ったその日に韓ドラ復活。「スタートアップ」の第1話を見ております。

 

なぜそんなに急ぐのだ! と当時の自分に言いたくなるけど、ちゃんと理由があるのです。渋谷のヒカリエで現在開催中の「スタジオドラコン 韓ドラ展」に行くため……! ああ忙しい。

 

この韓ドラ展、スタジオドラゴンが制作したドラマのなかでも3作品だけを扱っていて、私が見たことあるのが1つも入ってなかった(にわかファンだから仕方ない)。「キム秘書はいったい、なぜ?」は旦那さんはすでに見たことがあったようなので、じゃあ「スタートアップ」を見てから行こうか、ということに。特別期待せずに見始めたドラマだったのだけど、これまで見たなかでも1、2を争うくらい心に響きました。好きなドラマは? と聞かれたときに挙げられると思う。

 

そんなわけで「スタートアップ」全16話も10日間ほどで見終わり、先日ヒカリエに行ってきた。

 

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ネットの情報によると「スタートアップ」はドサン派とジピョン派に分かれるようなのだけど、私は完全にジピョン派です。特におばあさんとのやりとりには何度も涙しました。韓ドラ展に行ってみて、改めてジピョンも主役の一人くらいの扱いだったのだということを感じて、なんか嬉しかった。現実の人間関係もそうかもしれないけど、カップルになったふたりだけがストーリーの主役とは限らない。人生というのは、いろんな人とのつながり、関わりがあって続いていくものなのだ。そんなことを考えさせてくれるドラマでもありました。

 

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うっかり買いそうになったメンターTシャツ。

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韓ドラ展に行くその日、まず「スタートアップ」の最終話を見終わって、実はその日に次なる「ヴィンチェンツォ」の第1話を見てからお出かけ。イベントそのものは、やっぱり今年の話題作としてヴィンチェンツォを押してる感じがしたけど、この時点ではまだ序盤しか見てないから、自分的にメインで楽しんだのはもちろん「スタートアップ」。 

これを書いてる本日時点でヴィンチェンツォは6話まで見ているのですが、もし20話まで見終わったらもう一回韓ドラ展行ってもいいなあ、なんて。

 

日本のドラマもほとんど見ない私がこんなにハマると思わなかったなあ。

 

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チケットについていたクリアファイル(左)と、最後に売店で買ってしまった「スタートアップ」のステッカー。どこに貼るねん!?

 

 

 

 

 

 

 

 

電車で読書、公園で読書

最近まとまった読書時間がつくりやすくなった気がする!

 

以前は仕事のあいまとか寝る前の細切れの時間を活用して

少しずつ読むスタイルだったんだけど、

渋谷区に引っ越してアクセスしやすくなった

横浜方面への往復とか、

たまにテニスで訪れる新浦安などへの

電車での移動中にゆっくり読んだりするのも、

集中できてよい。

 

先日もみなとみらいに食事に行く往復で

『東京近江寮食堂』シリーズの新作、青森編を1日で読了できた。

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舞台が谷根千なので親近感がわく世界。

 

あとは、週末に公園でピクニックしながら読んだりね。

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ちょっと虫が寄ってくるけど、ひとりでまったり。




「青森編」といっても舞台となるのは変わらず

谷中にあるという設定の食堂なんだけど、

青森から出てきた主婦が重要な登場人物となっている。

ずっと家族のために家庭を守ってきた女性の、

外で働いてみたいという思い。

「習い事すればいいじゃないか」と言われても、それはなんか違う。

 

なんか、似たようなシチュエーションを最近見たなあと思ったら、

韓国ドラマの『ナビレラ』だ。

こちらは逆に、

ずっと家族のために外で働き続けて

一度も好きなことをしたことがないというおじいさんが、

自分のやりたかったバレエに挑戦する。

主婦だろうが外で働こうが、家族第一で

自分の時間がもてなかった人たちの思いが爆発。

そして、ちょっとネタバレになっちゃうけど、

両方とも家族に反対される。

 

私は比較的自由に好きなことできてるほうだと思うし、

相手がしたいということは応援してきたつもりだけど、

いろいろ考えさせられる。

家族がやりたいっていうことは、応援してあげたいよね。

って、言葉にするのは簡単かもしれないけど

基本的なスタンスとしてそう思っていたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウトドア気分になれるお気に入りコーヒーグッズ

昨年渋谷区に引っ越したのを機に、

家の近くのコワーキングを契約しています。

もちろん、コロナによるリモートワークというのもあるんですが、

プライベートでゆっくり読書したいときなんかにも

自宅と使い分けて活用しております。

 

最近はコーヒーマシンも入って少しずつ快適度が増しているのですが、

1杯100円するので、がっつりお仕事するときは

お湯とドリップコーヒーを持参。

 

そこで活躍しているお気に入りグッズたちが、今回紹介するTHERMOSの「山専ボトル」とsnowpeakのチタンマグです。

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リモートワークのかわいいお供たち

山専ボトルというのは通称で、山に登る人たちが、お湯を沸かさずにカップラーメンを食べたりコーヒーをいれたりするのに活用できる、「冷めにくい」ステンレスボトルのことを指すみたいです。

 

私がこのボトルを購入したもともとのきっかけは、

このコワーキングや、公園(新宿御苑や代々木公園など)で

野点(のだて)をして抹茶を飲みたいな~と思い立ったこと。

 

実際そのような使い方もしていたのですが、

そのうち「コーヒーも飲みたいな」となり。

最初は家で使っていたマグカップを持って行ってたんだけど、

携帯性を考えるともう少し小さくて軽いのがいいなあ・・・

と、またまた調べているうちに「これだ!」と目をつけたのが

snowpeakのチタンマグ。なかでも、コーヒー1杯にちょうどいい

ミニマムサイズの220mlというやつ。

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取っ手部分も本体に沿うように畳めちゃうのでかさばらない

 

ちょうど誕生日だったので、リクエストしてプレゼントしてもらっちゃった。長く大事に使いたいと思っております。

 

 

 

 

スノーピーク(snow peak) チタン シングルマグ 220 [容量220ml] MG-141

スノーピーク(snow peak) チタン シングルマグ 220 [容量220ml] MG-141

  • 発売日: 2017/03/31
  • メディア: スポーツ用品
 

 

 

 

 

懐紙を集めております

私が集めているものは、と聞かれたらまず出てくるのが手ぬぐい。旅先で買ってきては、毎日日替わりでハンカチ代わりに持ち歩いている。こういう、日常的に使えるけれど旅の思い出にもなる物って、なかなかない。風呂敷も何枚か持っているけれど、なんだかんだで畳めるエコバッグとかのほうが使いやすくて、宝の持ち腐れになっている。

 

手ぬぐいや風呂敷に続いて最近集めだした和なものがある。「懐紙」という、茶道で使う紙の束。きっかけは昨年体験したお茶のレッスンでその存在を知ったことだったのだが、友人が茶道ではなく日常使いのために持ち歩いていて、一緒に行った福井旅行でなにかと活用しているのを目にして、一気に興味が高まった。

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福井でまとめ買い

ちょうど福井旅行中に立ち寄ったお土産屋さんでも懐紙が売られていたので、これはデビューのチャンス! とまとめ買い。

それから私も常に持ち歩いているのだが、たとえばコワーキングスペースでコーヒーを飲むときにコースター代わりに敷いたり(垂れてテーブルが汚れたりすることがあるので)、手帳を書くときに万年筆のインクの吸い取り紙代わりに使ったり(これは最近発見したのだが、よく吸ってくれるので非常に向いている)。

 

そのほか、もともとの用途に近いけれど、いただいたお菓子を置くのにお皿代わりに使ったり、いろいろと活躍してくれている。

 

 

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京都で見つけた型抜きの懐紙

 

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懐紙入れも一応買いました

 

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銀座の伊東屋で見つけたカラフルな懐紙

カラフルなものは、紙の質的にあまり吸い取り力は強くなさそうな感じがするのだが、かわいさのあまりつい買ってしまった。短いメッセージをそえたいときに便箋代わりに使ったりもしている。

 

ほんとはちょっと小銭を返すときに包んだりしてみたいのだが、いまのところその需要がない。本も買ってみたんだけどね・・・

 

 

懐紙で包む、まごころを贈る

懐紙で包む、まごころを贈る

  • 作者:長田 なお
  • 発売日: 2015/08/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

京都で見つけたお気に入り

福岡では旦那さん用に食べ物(もつ鍋セットや通りもんなど)しか買わなかったんだけど、京都では自分用に欲しいものがいくつか見つかった。

 

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自分用のお土産は、日常で使うものがいい

中央の柄の布は、大垣書店で見つけた「おふき」。タブレットPCの画面を拭いたり、はさんでおくことができる。京友禅の染屋さんが手染めした絹でつくられていて、京都でしか買えないらしい。3000円くらいするのだけど、ちょうど愛用のsurface goの画面の汚れが気になっていたので、いい買い物だったと思う。

 

左下の2店は、2泊目に滞在した「アンテルーム」さんのオリジナルグッズ。このホテルがとってもよかったので、思い出になにかほしくなった。南仏のハーブエキスを使用したという「プロバンシア」のアメニティがよい香りだったので、そのミニサイズのトラベルセットと、もうひとつはタイベック製のポーチ。タイベックというのは”高密度ポリエチレン繊維不織布”のことだそうで、水に強く通気性もあるらしい。ホテルのフロントのお兄さんも愛用しているそうで、使い込んで味の出たポーチをわざわざ見せてくれた。持ち歩き用の化粧ポーチ(自分で作ったハワイアンキルトのもの)が微妙に使いづらく、サイズもあと一回り欲しかったので、ちょうどよさそう。

 

そして右は、旅先で必ずといっていいほど1枚は買ってしまう手ぬぐい。今回は、最後に訪れた伏見稲荷のお土産ショップで見つけたもの。配色もいい感じなんだけど、広げてみると面白い柄なのです。

 

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これぞ「きつねうどん」

そう、きつねがうどんを持っているのだ。

ちょっと人に見せるときにもネタになるし、こういう遊び心のあるデザインは好きです。

 

 

 

お稲荷さんと霊能者 伏見稲荷の謎を解く

お稲荷さんと霊能者 伏見稲荷の謎を解く

  • 作者:内藤 憲吾
  • 発売日: 2017/01/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

福岡・京都で読んだ2冊の共通点

コロナになってからなかなか使う機会がない有給休暇を4日使って、福岡と京都に行ってきました。といっても、有休を使うことや、ただ旅行することが目的ではないんですが。そんなご時勢でもないですし。

それはさておき、久しぶりにひとりで自由に過ごす時間がとれ、夜は寝る前や空き時間にゆっくり読書できました。

 

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あとになって共通点に気付いた2冊

1冊目は瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』。

急に読書したくなったこともあり、kindleで購入してスマホで読みました。

福岡に着いて2日目、ちょうど病院で長時間待機しないといけないという状況があったので(そのために行ったのだけど)、お供に大活躍。待っているあいだに読了。

 

翌日、もっとほかにも読みたいなあという気分だったので、博多駅の書店をうろうろして見つけたのが『漁港の肉子ちゃん』。西加奈子さんの作品は前から読んでみたいと思っていたのだけど、書店的に推してるみたいで目立つところにあったので、まんまと手に取ってしまいました。こういうときって、裏に書かれたあらすじや紹介文、重要ですよね。

 

2冊ともとっても面白かったのだけど、続けて読んだせいか、あとから、細かいエピソードを思い返したときに、あれ? どっちに出てきたんだったかな、と思うことがありました。

 

なんでかなと思ったら、たまたま選んだこの2つの物語には、ある共通点があったことに気づきました。

 

どちらも、主人公は子供(10代の女の子)で、実の親ではない人に育てられているのです。だけど、血はつながらなくても、親のほうは親であろうとがんばっていて、子供のほうもそんな姿に感謝して、家族であろうとしているし、ちゃんと家族になってる。

 

私の場合は、血がつながった親に会いに福岡に行ったわけですが、やっぱりそういうことより、「この人たちが育ててくれた、守ってくれた」という思いで接っしているんじゃないか、と自分の場合について改めて考えてみたり。もちろん、逆に困らせられることもこれまであったけれど、それが家族なのかなと思ったり。

 

2冊とも、続きがあれば、主人公たちがどんな大人になっていくのか読んでみたいなあ、と思わせられる作品でした。肉子ちゃんのほうは漫画になってて映画も公開されるみたいですね。だから何年も前の作品なのに書店で目立つところに並んでいたのかな。

 

 

そして、バトンは渡された (文春文庫)

そして、バトンは渡された (文春文庫)

 

 

 

漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)

漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)

  • 作者:西 加奈子
  • 発売日: 2014/04/10
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

 

ネイルサロン10回目

渋谷区に引っ越してから、情報収集のために近所のインスタをチェックしていて、いつも素敵なネイルをアップしているサロンが気になった。

サロンでやってもらうことなんて、これまでは結婚式に出席する前とか特別なときだけ。自分でジェルネイルをやっていた時期もあるけど、すぐに取れてしまうし、もともと日常的に手作業が多くてあまり爪も伸ばせないこともあり、正直自分の手がどう見えるかや、爪のことに気をかけたことはほとんどなかった。

それが、2020年8月からいままでの半年、欠かさず3~4週間おきに通っている。

先日ちょうど10回目を迎えたので、記念(?)というか記録として、いったん残しておくことにした。そのときそのとき、デザインのチョイスにも意味があったりするので、見返してみると面白い。

 

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1回目。単純に、好きな色を選んだ。ホイルを貼り付けるのが新鮮。

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2回目。結婚記念日に上野公園に行く予定があったので、パンダをチョイス。

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3回目。ちょっと違う色を試そうかな、という感じで。深い意味はなかった気がする。

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4回目。デザインが決まっているちょっとお得なプランを試す。

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5回目。結局こういう色がいちばん好きだと気付く。花の絵も好み。

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6回目。これも深い意味はなかったかな。好みだけで選ぶとどうしてもターコイズ系になってしまうので、あえて違う感じで。

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7回目。年末に。2021年は丑年なのと、パントーンの流行色の組み合わせで。手がカサカサやなあ。

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8回目。これもデザインFIXのお得なプランから。バレンタインっぽい感じで。

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9回目。またこの色に戻ってきちゃった。ラメのところがキラキラして、いままででも上位に入るお気に入り。

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10回目。お得プランから。大人っぽい感じになりました。

毎月サロンに通うというのはもちろんけっこうお金もかかるんだけど、担当の方とのおしゃべりがリフレッシュになるし(最近は猫や韓流ドラマの話が多いかな)手元がかわいいというのは自分の精神衛生にもよいということがわかった。気づいてくれる友人との話のタネにもなるし、当面続けていこうとおもっている。

 

 

 

 

見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色

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  • 作者:ingectar-e
  • 発売日: 2020/06/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)