埼玉(小手指)うどん遠征 19090歩
2023年GW。前半はラーメン遠征で千葉の家系4天王のうちの2軒といわれる「千葉家」と「末廣家」へ。泊まりで行ったことがきっかけになり(お風呂で体重計に乗ったとか)、このあと我が家は突然のダイエットモードに突入。私はその後も週2くらいはラーメン食べてるんだけど、旦那さんは月1回にするらしい。
で、ラーメンじゃないならいいのかはさておき、GW後半は、初のうどん遠征へ! 最近たまに見ている某うどんYouTuberさんがオススメしていた、小手指の「うどん家 一(かず)」さんに行ってきた。
小手指駅まで電車で約1時間半で、そこから10分くらい歩いたかな? お店に着くと、外で待っている人多数。名前を書いて呼ばれるまで待つスタイルなので、並ぶ必要はなし。しかも、外に椅子が置いてあったりして親切。こういうのはラーメン家さんにはない感じよね。おかげで、電車での移動に続いて読書ができたので、待ち時間も苦痛ではなかった。
30分くらい待って、食べ始めたのはすでに14時過ぎてたかな。せっかくなので大盛にしちゃったけど、美味しかったので無事完食。
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そのあとは、初めて来た小手指エリアを散策。けっこう、なにもない。若干不安になりながら歩いていたら、たまたま見つけた「ツリーハウス」の看板にひかれて『niconicoツリーハウスカフェ』へ。
決められた時間分、ツリーハウスのお部屋を貸し切りで過ごせるという、なかなか珍しいカフェでした。敷地内には子どもが遊べる広場もあって、おそらくご近所の常連さんと思しき家族連れが数組。のんびりした良い空間だった。
コーヒータイムのあとは、またしばらく散歩。このあたりに数十あるらしく、すべてに数字がついている「トトロの森」のひとつを抜けて、西武球場前から電車で帰った。
というわけで電車の移動時間や待ち時間にたっぷり読書ができて、ひっさしぶりに読み返した『アルケミスト』をあっと言う間に読了。
いい本だな~というのは変わらないんだけど、最初に読んだ20代のころとは、読後の印象がまったく異なることに驚いた。
なんていうか、物語に出てくる、ある意味現状を良し(幸せ)として冒険は封印して生きている人たちを、20代のときは他人事としてとらえていた気がするんだけど、40代半ばの今読むと、自分がまさにそういう人になっているような気がして、ぎくっとした。それがいいとか悪いとかじゃないんだけどね。違う立場でストーリーを追い直したことで、ほかの「昔好きだった本」も、今読んだらどういう気持ちになるのかな、と気になった。
たまたま数日後に読んだ『水曜日の手紙』も、夢をあきらめて現実を生きている人たちに、変化が訪れる物語だった。実は同じようなテーマを描いている気がして、この2冊を同じ時期に読んだのはなにか意味があるんではないかと思ってしまった。
これからは「そんなことできるわけないやん」って最初から決めつけるのはやめよう、うん。