日々ちょい日記2 渋谷編

10年続けたきまぐれブログの続き。東京で編集者したり、革を縫ったり、ブロンプトンでポタリングしたり、たまに踊ったりする毎日。2016~2020年は谷根千エリアで暮らし、その後渋谷区に移りました。

電車で読書、公園で読書

最近まとまった読書時間がつくりやすくなった気がする!

 

以前は仕事のあいまとか寝る前の細切れの時間を活用して

少しずつ読むスタイルだったんだけど、

渋谷区に引っ越してアクセスしやすくなった

横浜方面への往復とか、

たまにテニスで訪れる新浦安などへの

電車での移動中にゆっくり読んだりするのも、

集中できてよい。

 

先日もみなとみらいに食事に行く往復で

『東京近江寮食堂』シリーズの新作、青森編を1日で読了できた。

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舞台が谷根千なので親近感がわく世界。

 

あとは、週末に公園でピクニックしながら読んだりね。

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ちょっと虫が寄ってくるけど、ひとりでまったり。




「青森編」といっても舞台となるのは変わらず

谷中にあるという設定の食堂なんだけど、

青森から出てきた主婦が重要な登場人物となっている。

ずっと家族のために家庭を守ってきた女性の、

外で働いてみたいという思い。

「習い事すればいいじゃないか」と言われても、それはなんか違う。

 

なんか、似たようなシチュエーションを最近見たなあと思ったら、

韓国ドラマの『ナビレラ』だ。

こちらは逆に、

ずっと家族のために外で働き続けて

一度も好きなことをしたことがないというおじいさんが、

自分のやりたかったバレエに挑戦する。

主婦だろうが外で働こうが、家族第一で

自分の時間がもてなかった人たちの思いが爆発。

そして、ちょっとネタバレになっちゃうけど、

両方とも家族に反対される。

 

私は比較的自由に好きなことできてるほうだと思うし、

相手がしたいということは応援してきたつもりだけど、

いろいろ考えさせられる。

家族がやりたいっていうことは、応援してあげたいよね。

って、言葉にするのは簡単かもしれないけど

基本的なスタンスとしてそう思っていたい。