懐紙を集めております
私が集めているものは、と聞かれたらまず出てくるのが手ぬぐい。旅先で買ってきては、毎日日替わりでハンカチ代わりに持ち歩いている。こういう、日常的に使えるけれど旅の思い出にもなる物って、なかなかない。風呂敷も何枚か持っているけれど、なんだかんだで畳めるエコバッグとかのほうが使いやすくて、宝の持ち腐れになっている。
手ぬぐいや風呂敷に続いて最近集めだした和なものがある。「懐紙」という、茶道で使う紙の束。きっかけは昨年体験したお茶のレッスンでその存在を知ったことだったのだが、友人が茶道ではなく日常使いのために持ち歩いていて、一緒に行った福井旅行でなにかと活用しているのを目にして、一気に興味が高まった。
ちょうど福井旅行中に立ち寄ったお土産屋さんでも懐紙が売られていたので、これはデビューのチャンス! とまとめ買い。
それから私も常に持ち歩いているのだが、たとえばコワーキングスペースでコーヒーを飲むときにコースター代わりに敷いたり(垂れてテーブルが汚れたりすることがあるので)、手帳を書くときに万年筆のインクの吸い取り紙代わりに使ったり(これは最近発見したのだが、よく吸ってくれるので非常に向いている)。
そのほか、もともとの用途に近いけれど、いただいたお菓子を置くのにお皿代わりに使ったり、いろいろと活躍してくれている。
カラフルなものは、紙の質的にあまり吸い取り力は強くなさそうな感じがするのだが、かわいさのあまりつい買ってしまった。短いメッセージをそえたいときに便箋代わりに使ったりもしている。
ほんとはちょっと小銭を返すときに包んだりしてみたいのだが、いまのところその需要がない。本も買ってみたんだけどね・・・