2022年麺はじめはラー博から
早いものでもう1月も後半・・・
書きたいネタはいろいろあったのに、今年も相変わらずうまく時間がつくれない。
出社する日・・・早く出ればいいんだろうけど、ついついぎりぎりまで寝てしまう。
リモートワークの日・・・仕事の合間を縫って、家の用事を済ませようとしてしまう。
言い訳していても仕方ないので、まあちゃんと毎日働いてるだけでもエライんだと言い聞かせつつ、自分を責めないようにしてうまくやっていきたいと思います。
年末年始は東京でゆっくり過ごせたので、2日から営業しているという新横浜のラーメン博物館に行ってきました。
行ってみるまで、てっきりよくある「全国の有名ラーメン屋さんが集まったやつ」かと思っていたんだけど、いやいやいやいや。
ほんとにミュージアムでした。
お目当ての利尻島「味楽」さんのチケットを購入し、呼び出しもモニターやスマホでわかるし仕組みだったので、それまでゆっくり展示を満喫。
めっちゃじっくり読み込んでしまって、知ってる店もいろいろ出てきて、ほんとにおもしろかった。単に、いつごろどういうラーメンのブームが起こったのか、だけではなくて、その背景も解説してあったり、そもそも日本のラーメンはどうやって始まって、どうやって全国に広まって、ご当地ラーメンができたのか、みたいなことまで学ぶことができる。
ここで教えてくれること、面白いんだけどきっと詳細は忘れてしまうだろうから、ぜんぶまとめて1冊の本にしてくれたらめっちゃほしいのに、と思った(あるのかもしれないが)。
地下が昭和の街風になっていて、そこにいくつかのラーメン屋さん(と、ちょっとだけ駄菓子屋さんとか昭和っぽいお店も)があるというつくり。お正月からけっこうお客さんがきていて、呼び出しがかかったあとに並んでいると思われるお客さんの列でにぎわっていた。
事前に調べて、去年ふるさと納税でウニをいただいた利尻島のお店「味楽」さんをチョイス。個性的なラーメンが好きなので、利尻昆布を使っているという、ほかの土地ではないウリが気になって。メインであろう焼き醤油ラーメン、旦那さんが注文したので私はあえて塩にしたんだけど、食べさせてもらったらやっぱり焼き醤油美味しかったな・・・
有料で麺打ちもできるらしい。今年やってみたいことのひとつが「自分で麺を打つ」なんだよな。母親の実家が製麺所なんだけど、今更ながらその血が騒いできたのかな。
東京にラーメンを広めた浅草の名店「来々軒」の当時の味を再現したというお店も出ていて、その当時の竹をつかった麺打ちが生で見られるようになっていた。その様子も面白いんだけど、上に掲げてある「麺の系譜図」というのがまだ面白かったり。
去年かなりたくさんのお店で麺を食べて「ラーメンの定義ってなんなんだろう」と思っていたんだけど、やっぱり麺の種類で区切るべきなのかな、となんとなく自分のなかでの境界がはっきりしてきたりと、期待以上に楽しく勉強になる施設でした。
お店はときどき入れ替わるっぽいので、年一くらいで訪れるのもいいかもですね。
ラーメンではないんだけど、年末に開催した読書会のブックエクスチェンジで入手したカレーの歴史に関する本をちょうど読んでいて、通じるところがあって面白い。やっぱり明治維新とか関東大震災とか、全国に広がるきっかけに共通する部分があったりとか。