ラスコー展@国立科学博物館
順調に上野公園のミュージアムを巡っております。
来週までということで、
国立科学博物館のラスコー展に行ってみました。
入場前から「混雑してます」と案内があったので
どんなもんかな~と思いましたが、
その昔大阪で仕事のストレスから逃げるように
当日夜行バスに乗って見に来た
「インカ・マヤ・アステカ展」の混雑ぶりと比べると、
ましな感じがしました。
2007年だったのか~、ちょうど10年前だなあ。
しかも、同じ国立科学博物館だったんだ(上野公園だったことは覚えてた)。
いまでは本物には立ち入ることができない
ラスコーの壁画が、そっくり原寸で再現された空間を堪能しました。
洞窟というから、よくある山に横向きに伸びたようなものを
想像していたら、これは「地下」にあるんだそうです。
真っ暗ななか、「ランプ」で照らして
描いていたんだって・・・すごい。
しかも、絵としてもかなり上手でリアル。
地下だから本物を身近に見ながら描いたわけでもないだろうし。
印象に残ったのは、
クロマニョン人ってもっと原始人っぽいイメージだったのに
展示されてた人形が、現代人(白人)とぜんぜん変わらなかったこと。
これが40000年とか20000年とか前なの?
日本の縄文人とかって、いまの日本人と
全然違うイメージなのになあ・・・
その前のネアンデルタール人になると
背も低くなってだいぶ違う感じでした。
こういうところで見ると印象に残るので
物覚えの悪い私でもなにか頭に残るかな。
一般展示も駆け足で見て、
これは仕事のネタにもなりそうだ、と
いくつかメモって帰りました。